有料で販売してるWordPressプラグインの売上を公開します

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あけましておめでとうございます。2017年になりましたね。

2016年は、あまりブログを更新しなかったので、今年はもう少し更新したいなと思っています。

 

さて、僕はWordPressプラグインをいくつか公開していますが、その内の一つである WP CSV Exporter は、アドオン形式で追加機能を有料販売しています。

(WP CSV Exporter についてはこちらを参考:WordPressの記事をCSVでダウンロードできるWP CSV Exporterプラグインを作ってみた

 

WordPressの有料プラグインを販売しているのは珍しいと思うので、このアドオンがどのくらい2016年で売れたのか。

1年間での売上を公開してみようと思います。


まず、WP CSV Exporter について簡単に説明します。

WordPressに投稿されている記事をCSVでダウンロードできるプラグインです。基本的に無料です。

 

ただ、WordPressにはカスタム投稿タイプという機能があります。

このカスタム投稿タイプを使うと、投稿以外にも↓のように別途記事の投稿タイプを追加することが出来ます。

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このカスタム投稿タイプをCSVでダウンロードしたい時は、有料プラグインを使ってね。という感じで販売しているのです。

 

価格は、980円 または、 $9.8 です。買い切りなので、一度購入してもらえれば、ずっと使えます。

購入方法は、↓こんな感じにプラグインの管理画面からショップへのリンクを貼っています。

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海外向けに「Gumroad」、日本国内向けに「STORES.JP」を使っています。

両方のサービスとも固定費なしで、販売時の手数料だけで利用することが可能です。


目次

WordPressプラグインの1年間での売上

Gumroadでの売上

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まずは、Gumroadでの販売です。

こちらはドルでの販売、また英語に対応していることもあり、主に海外から利用されました。

Gumroadでの2016年の1年間で、145のプラグインが売れたので $1,421 でした。

$1 をいくらで計算するかが悩ましいですが、110円だと ¥156,310 でした。 

 

STORES.JPでの売上

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次に、STORES.JPの売上です。

こちらは主に日本国内の方が購入されました。

こちらは管理画面によると1年間で193のプラグインが購入されて合計 ¥189,140 でした。

 

ということで、2つのサイトの売上を合計すると2016年の売上は ¥345,450 でした。


ちなみに、WP CSV Exporter は 2014年12月から有料プラグインと共に公開しています。そして、2015年末時点では、2サイト合わせて 約25万円くらいの売上だったと思います。

ですので、WP CSV Exporter は今まで合計60万円くらいの売上になっていることになります。

また、プラグインの利用者数ですがWordPressのサイトをみると、Active Installsは 7,000+ になっています。

 

約2年間で60万円なので、ビジネスとして考えると微妙ですが、ほぼ不労所得なので悪くはないかと思ってます。

この金額をどうみるかは人それぞれと思いますが、ご参考までに。


販売するときに意識したこと

お金の話だけだと何なので、もう少しプラグイン販売の話も。

有料プラグインを販売してみようと考えたときに意識したことが次の点です。

 

有料プラグインの紹介は管理画面に表示する

ユーザーがカスタム投稿タイプを「ダウンロードしたい!」と思った時のタイミングで購入サイトのリンクが表示されるようにしました。

 

プラグイン名称は、機能を表したものにする

WordPress + CSV + Export といった検索ワードを意識しました。これのおかげで宣伝をせずにすみました。

 

無料機能は一般ユーザー向け。有料機能は、ビジネス用途向け

WordPressのプラグインは基本的に無料と認識されています。ビジネスで利用している人だけを念頭におきました。

 

販売サイトに労力をかけない

専用のECサイトを立ち上げたりせずに、Gumroadなどのサービスを利用しました。簡単に公開できるので便利です。

 

買い切りモデルで手をかけない

本業があるので、手がかからないように買い切りにしました。

WordPressのプラグインをビジネスにしている会社は、ライセンスキーモデルなどの所もありますね。

販売してみてわかったのですが、ユーザーからの問い合わせが想像より来ました。

買い切りモデルでこれなら、継続モデルなら大変だろうなと思いました。


以上、2016年のまとめで情報を公開してみました。

無料であれ、有料であれ、有益なWordPressのプラグインが増えるのは良いことのなので、WordPressプラグインの開発者の方に参考になれば幸いです。

 

ちなみに、僕は現時点で9つの公式プラグインを公開していますが、有料なのはWP CSV Exporterのみです。

基本的には、楽しめる範囲でプラグイン作っています。

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