起業する前に知って損はない、本に書いてないこと。

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現金出納帳をもたない


経理の話ですが、業種がB to B のように売り上げに対する入金方法が主に銀行振込なら現金出納帳を使わないことが可能です。

会社にした以上、お金のやり取りを「現金出納帳」「銀行帳」などに記録をしなければなりません。

例えば、文具など消耗品をコンビニで買った場合は、
現金でのやり取りなので「現金出納帳」に入力することになります。
しかし、毎度「現金出納帳」に入力するのも面倒くさいのです。

そこで、コンビニのような現金取引は全て、月末の給与支払い時に立替金として一緒に振込んでしまいましょう。
そうすると、会社 対 個人では現金のやり取りがゼロになるので、現金出納帳も常にゼロ。
入出金の記録が銀行帳のみになるので経理がシンプルになります。
※立て替えの明細は別途、領収書と合わせて保管しましょう。


gmailの法人版「Google Apps for Business」


「メールサーバー」と「WEBサイトのサーバー」は分けておくのが吉です。

メールサーバーは、いざ変更となると大変です。

メールは仕事の必需品なので止める事は出来ないし、
スタッフ個々の環境も違うかもしれません。

メールサーバーはずっと付き合っていくものと決めて、
そこそこ良いものを使った方が良いです。
 

個人的にはgmailの法人版である「Google Apps for Business」がオススメです。
世界一のGoogle様がサーバーなら問題ないでしょう。

なお、WEBサイトのサーバーは初めは安いので良いと思います。

Google Apps for Business >


IP-Phoneの導入

会社を作る以上、電話番号は必要になってきます。
電話の種類には光電話などありますが、IP-Phoneも選択肢に入れてはどうでしょう。

最近、うちの会社でも思いきって代表電話番号を変更してIP-Phoneに変更しました。
IP-Phoneはインターネットを使用して電話が出来るサービスです。
メリットとしては以下のようなものがあります。

・料金が普通回線より若干安い。

・iPhoneでもアプリを使う事によって、会社にかかってきた電話にも着信できる。

・東京23区内に会社があれば03番号も利用可能。iPhoneアプリを使えば03番号で発信も出来る。

・海外でも03番号で電話ができる。しかも、料金は変わらない。
(今度、海外行くので試してきます。)

・一度番号を取れば引越しても、番号が変わらない。

・意外にも音が綺麗。

法人設立後に新しく電話を敷く必要があるのならIP-Phoneは検討しても良いと思います。

FUSION IP-Phone エリアβ版 >


決算月を3月にしない

日本には3月が決算月の会社は多いです。
業種にもよりますが、3月にする必要がないのなら別の月にしましょう。

12月も決算月の会社が多いので、夏場あたりでしょうか。
 

人がバタバタしてる時に合わせる必要はないのです。
税理士さんも暇な時の方が丁寧です。


お金を使う時は「固定費」を避ける

会社を作ると何かとお金使います。
当たり前ですが、電気代、コピー代、移動費など。

お金を使う時は金額を気にするものですが、
思い返すと、それ以外にも「固定費になるのか」「スポットで済むのか」をもっと考えるべきだったと思います。
固定費は、いざという時の判断の邪魔になる事が多いのです。
 

例えば「月額3000円の12回払いの36000円」と「50000円の一回払い」のものがあったとしたら、
高くても「50000円の一回払い」を選択した方が良いと思ってます。

この話は明日も続きます〜。

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