DMMが11月11日に秋葉原にオープンさせた「DMM.make AKIBA」の見学ツアーに参加してきました!
DMM.make AKIBAとは、ハードウェア・スタートアップを支援するものづくり施設。”モノづくり”に必要な機材を揃えたスペースで、その費用は5億円だそうです。
DMMの単独ではなく、株式会社ABBALabとCerevoという会社と一緒にやるそうです。
DMM.make AKIBAの中
まずは廊下。全面黒板になっていてオシャレな感じ。
消耗品がなくなっても、その場で購入できるようになっています。
メインの工房ルーム?。こういった道具は無料で使えるようです。
よくわからないけど凄そうな機械キター!!
操作が難しい機械はスタッフが動かしてくれるそうです。
キャー!よくわからないけどカッコイイ!
こんな複雑な形状もCADデータがあれば作れるらしい。
この機械だったかな。5つのドリルで鉄さえも削って自由な形が作れるらしい。
そのドリルで作ったものたち。こんなレベルじゃなくて、超精密なものも作れるらしい。
これはイラレデータから2次元加工できるやつの画面。
PCルームもあり3Dプリンタも備え付け。使用するときはWEB上で予約をするらしい。
これはグラングラン動いて、運送中のテストをする機械。
シンプルだけどすごく大事なこと。
これは水圧試験機。他にも熱試験機などもあり。量産前のテストまで全部できる。
塗装室。
シルクスクリーン室。
僕はシルクスクリーンをやっていたので少し感動しました。
奥にある露光機とか板とハロゲンライトで手作りで作ったこともあります。懐かしい。
こんなのも作れる。
オシロスコープなど。この部屋には、ン千万円の機械もあるらしい。
これは基板に一瞬でハンダ付けとかする機械。
何が何やらわからないけど楽しい。
ミシンとかもある。
UV印刷も!地味に凄い。
これは別のフロア。3Dプリンタ室。ここから先は撮影NG。
だけど、口がポカーンとなるような超大型3Dプリンタがありました。
これは別のフロア。全部で3フロア構成です。
このフロアはワークスペース。ミーティングなどできます。
無駄にBarも!
登記可能な専用ルームもあり。ハードウェアベンチャーが完結できます。
最後に音響兼会議室。なぜか円卓。
といった感じで見てるだけで凄い空間でした。
中学生時代に「技術」の時間が好きだった人は、見てるだけでたまらないと思います。
見学ツアーで一緒にいたご年配の方に、技術職の方がいたのですが「こりゃ、ディズニーランドだな」とぼそっと言ってたのが個人的にツボでした。
DMM.make AKIBAは会員制で、初めのモノづくりスペースは、なんと月額15,000円!!
どう考えても元が取れないのでハードウェアベンチャーの輩出させて、マーケティングとかで組む感じでしょうか。
最後のワークスペースが月額20,000円だそうです。両方の会員の場合は月額30,000円予定。
ハードウェアは初期投資が大変なので、それがこの価格で使えるのは破格と思います。
ハードウェア以外にも、iPhoneケースを作るといったことも可能っぽいので、モノづくり全般が可能なスペースという感じでした。
DMM.make AKIBAについて詳しくは↓の記事が面白かったです。
質疑応答で話している想いが熱いです。
Q:どういう人に集って欲しい
A:言い方が悪くなるかもしれないが、電子工作で終わらないでください。大手メーカーで務められている方が、会社ではいろいろするけど、結果製品化もされず、もがき苦しんでいる方。こういう場所で発露してもらいたい。お金の言い訳をしている方、数千万円かかるとか、そんなので悩んでいるなら、ここで手を動かしてほしい。総額5億円の機材が使えるものづくり拠点DMM.make AKIBA誕生。シェアオフィスも備えスタートアップ支援
Engadget Japanese
公式サイトは↓です。
DMM.make AKIBA –
ホンモノ”の機材が揃う場所モノを作りたい人が必要とする、ハードウェア・スタートアップの秘密基地
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