お持ち帰りOKのゴミ袋・Goedzak
オランダで考案されたゴミ袋・Goedzakがユニークな視点からゴミのリサイクルに対するアプローチをしています。
Goedzakはオランダ語で「良いバッグ（good bag）」または「おせっかい（do-gooder）」という意味だそうです。
Goedzakは半分が黄色、半分が透明で出来たゴミ袋で、従来の黒いゴミ袋の近くにあると目を引くデザインになっています。
さて、このGoedzakですが何がユニークかと言うと、Goedzakに入っているゴミは「欲しかったら誰でも持っていってOK」ということなんです。
使い方は簡単。「まだ使えるけど必要ない。」と思ったものをGoedzakに入れてゴミ収集所に捨てるだけ。
もし欲しい人が入れば持っていくのでリサイクルになります。
もし誰も持って行かなかった場合は、そのまま捨てられるし、もしくリサイクルショップが回収するという流れ。
考案者はオランダのデザインチーム『Waarmakers』。
捨てるゴミに2度目のチャンスを！という考えから生まれたようです。なんか、ゴミ目線?で素敵です。
といってもGoedzakは、まだ実現していません。
オランダの法律では、通りに置いてあるモノを持っていくことは窃盗と考えられるそうです。
なので、Waarmakersは理解ある自治体 or リサイクルショップの提携先を探している最中のよう。
確かにゴミ袋の散乱の不安視とか問題は色々起こりそうですもんね。
でも、お金もそんな掛からないから短期間で試しにやってみれば良いのにと思います。
実現すると新しいアプローチのリサイクルが出来ますね。
ゴミ収集所を見るのが楽しみになるのかも。
参考：
Dispose of still-usable items in Goedzak bags (Wired UK)
コンセプト的な話は↓のようなもの書いてます。よかったら是非。
・アフリカ農村で使われる究極にシンプルな携帯電話-”Communication for Rural Africa”
https://www.kigurumi.asia/world-japan/810/
・地下鉄車両を図書館に?!「Underground Library」のアイデアが凄い件
https://www.kigurumi.asia/it/internet/1807/
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