先日のこのブログで「1年で1日しか飲めない日本酒「澤乃井 朝詰めの酒」が今年も発売されるぞー。」という記事を書きました。
その後、ブログメディアであるガジェット通信さまから、この記事に対する寄稿依頼のメールを頂きました。
以前にもガジェット通信には「ジョブズを聖人化する世論に反論!! ジョブズの悪評まとめ – ガジェット通信」という記事を寄稿したことがあるのですが、ガジェット通信への寄稿は基本的に記事の転載になるので、全く同じ内容が載ることになるのです。
全く同じ内容が載るということはGoogle様的には「重複コンテンツ」にあたり、seoとしての効果が薄れてしまい、自分のブログへのアクセスが減ってしまう恐れがあります。
また、ガジェット通信はlivedoorニュースなど多数のメディアと提携しているので、寄稿すると様々なメディアで掲載されることになり重複コンテンツが多数発生するのです。
他のメディアの方がページランクも高いので、結果、元記事のブログがseo的に負けてしまうという問題があります。
現に以前に寄稿した「ジョブズを聖人化〜」の時も、そうでした。
このガジェット通信への寄稿による「重複コンテンツ問題」は、結構ブログを書く人では議論されており、「ガジェット通信+寄稿」で検索すると、この問題についての記事も多数見られます。
とはいえ、メディアに掲載されるということは、自分の考えがより多くの人に読んで貰えるかもしれないのです。
断るのは簡単です。しかし、この問題どうにかできないでしょうか???
ガジェット通信に提案してみた
前述の「ジョブズを聖人化〜」の記事以降も何度か寄稿依頼は頂いたことがあるのですが、その後は全てお断りをしていました。
そして、今回「1年で1日しか飲めない日本酒「澤乃井 朝詰めの酒」が今年も発売されるぞー。」という寄稿依頼を頂いたわけですが、初めお断りをしようと考えていました。
しかし、記事の内容が多くの人に「こんな面白いことやってる酒蔵があるんだよ」と知ってもらいたい点。
大きく言えば経済の活性につながるなーという所があったので寄稿を検討しました。
※ちなみに、澤乃井さまとは接点はもってません。
さて、考えましょう。
寄稿での問題は「重複コンテンツ」によるseoが下がることだけです。
Google様がどのようにして「重複コンテンツ」を判断しているのかは、
「記事のタイトル」と「本文」が同じかどうかを機械的に見ているのです。
ガジェット通信的には、今回の記事を気に入ったので掲載したいだけです。
そこで、ガジェット通信に条件と提案をしました。
その内容は以下の2点。
1・「記事のタイトル」を元記事とは別のにしてくれ。
2・ガジェット通信が掲載後に、こちらの元記事の「本文」を修正/追記を行うことにする。
なお、1の寄稿用のタイトルについては、こちらから2、3つ提案を行いました。
2もガジェット通信に掲載後に、元記事の内容は全体的に修正。文章の追加も行いました。
全部で20%くらい変えた感じでしょうか。
この提案によりGoogle様から見たときに「似て非なるもの」としたかったわけです。
検索結果が、あまり落ちなかった
さて、結果ですが20日経過してますが「澤乃井+朝詰めの酒」で検索した結果は6位表示になっているようです。
1〜3位は澤乃井のページ。寄稿記事はナタリーニュースに配信された記事が9位にありますね。
ちなみに、4、5位にガジェット通信が「編集部で飲んてみた」というレポート記事が表示されてますが、全然OKですね。
一応、目的は達成できたようです!!
とりあえず言ってみよう
ガジェット通信は寄稿といいつつ、無料で記事を手に入れようとしている。
と批難する論法もあるみたいですが、
ガジェット通信だって横取りしたい訳じゃないのですよね。
ただ、ネットってコミュニケーションロスになりやすいので気をつけないといけないなと思います。
今回はガジェット通信に提案した所、快く快諾してくれました。
やっぱりコミュニケーションを取るって大事ですよね。
この世のほとんどの問題はコミュニケーションロスだったりしますからね。
ガジェット通信編集部には感謝です。ありがとうございました。
今回の方法は、こちらが手がかかるので時間も取られます。
でもせっかく「あなたの記事が好き」って言ってくれてるのだから協力したいじゃないですか。
自分で結論を出さずに、コミュニケーション取ること大事ですね。
…とは言え、またやるかは分からないですけど。
あと、ガジェット通信に限らず、BLOGOSだって重複コンテンツ問題はありますよね。
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