最近、「孫の手」の「まご」は、本来は「孫」ではなかったということを知りました。
現代では「孫の手」であっているのですが、そもそもは「孫」でななかったのです。
何を言っているのか、わからなくなってしまいました。
元来は「麻姑の手」だそうです。「麻姑(まこ)」とは、中国の『神仙伝』に登場する仙女のこと。
麻姑は爪を長く伸ばしており、あるとき後漢の「蔡経」から、「その長い爪で自分のかゆいところを掻いてもらうと気持ちがいいだろう」と言われたことが由来だそうです。
それが、「麻姑の手」となり、時間とたつにつれて訛って、孫の祖父母孝行を連想させる「孫の手」となったそうです。
ちなみに、英語ではバックスクラッチャー(backscratcher)というらしいです。「Grandchild’s hand」ではないんですね。
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