Born to Run
まず初めにBorn to Runのお話です。
Born to Runは全米20万人の走りを変えたと言われるベストセラーです。
amazonでも凄まじい高評価でアメリカのamazon.comでは、なんとレビュー数が1031で評価が4.5です。
(kindle版 2012/6/26現在)
日本のamazon.co.jpでも レビュー数が48で評価が4.5ですね。(2012/6/26現在)
あらすじ
マクドゥーガルはランニングを始めた所、すぐにヒザを壊してしまいます。
病院に診てもらって治る見込みがありません。
調べてみるとランナーの70%はヒザを壊していることを知ります。
それも、レスリングなど激しい運動をしていた人でさえもランニングを始めるとヒザを壊してしまうのです。
マクドゥーガルは疑問を持ちます。
「どうして私の足は走ると痛むのか?」
「もしかして、当たり前と思っていた走り方が間違っているのでは?」
そこからマクドゥーガルの「走る」とは何かを求める冒険が始まります。
走る民族タラウマラ族との出会い。
素足で峡谷を走り抜けるベアフット・ランナー。
過酷な地形を24時間走り続けるウルトラランナーたち。
ウルトラマラソンの覇者。
最後はカメラも無い中、記録もされずに史上最高のウルトラレースが行われます。
これが本当にあった話というのだから驚きです。
Born to Runは、読むだけで「うぉー!走りてー!」というテンションになること間違いなしです。
ベアフットランとは
さて、話を戻しましてBorn to Runの登場人物はベアフットランという走法を使っています。
日本では裸足ランニングという名前で呼ばれたりもします。
ベアフットランは簡単に言えば、ランニング中の足の着地をカカトで行わず、足の指付近、足の前方で着地を行う走り方です。
足の前方で着地を行うことで着地の衝撃を足全体を使って吸収します。
カカトから着地すると衝撃がヒザにそのまま伝わってしまうのです。
ほとんど人が階段を降りている時は、足の前方で着地をしています。
これを平地で行うのです。
また、ベアフットランは普通の走り方と違うヒラメ筋を使います。
初めはベアフットランで歩くだけでも強烈な筋肉痛になります。
ベアフットランの洗礼と思って下さい。
初めてのベアフットランの注意
ベアフットランには問題もあります。
よく使われているようなランニングシューズのようにカカト部分に分厚いゴムをシューズではあると邪魔で走れません。
そこでベアフットラン用のシューズも発売されています。
一番有名なのがビブラム ファイブフィンガー。
五本指のシューズなのでインパクトがあり有名です。
Born to Runの登場人物の一人も使っています。
僕もこれを買いました。
ビブラムファイブフィンガーの底の厚さは1mmです。
走り方を間違うと着地の衝撃が逆に勢いよく伝わってしまいます。
恥ずかしながら、僕はビブラムファイブフィンガーで適当に走っていたらカカトを疲労骨折しました。
この靴を使う時は初めは歩いて練習。
その後、土や芝生の上で走るのがオススメです。
ビブラムファイブフィンガーでも厚さが3mmモデルなどもあるので、初心者はそちらの方が良いのかもしれません。
僕は今はNew Balanceから発売されているminimusを使ってベフットランをしています。
ただ、ビブラム ファイブフィンガーの方が気持ちがよいんですよね。
ちなみに、本来はベアフットランは裸足で走ることが推奨されています。
芝生の公園が近所にあれば良いのですが中々難しいですよね…。
Born to Runにはベアフットランの走法自体は載っていません。
どのようにして走るのかは↓の「裸足ランニング」が実用書として発売されています。
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もちろん、Born to Runもオススメです。
「走らなきゃ」が「走りたい!」になります。
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3回連続でランニング関係の話を更新中です。
<目次 - ランニングのススメ2012>
1. 気軽に始めるランニング。「寝起きランニング」のススメ。
2. Born to Run!! ベアフットランで走ってみる。
3. アメリカでの超ヒットのNike新商品。Nike Fuelbandが凄い。
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