アンガウル州の州憲法に記載されている公用語の日本語
パラオは日本の真南に位置する太平洋・ミクロネシア地域の島々からなる国です。海が奇麗なのでダイバーに人気があります。
パラオは第二次世界大戦で日本が負けるまで日本が統治していたので、その時代に日本の教育を受けた歴史があります。
パラオの中でも総面積は8km²の小さい島・アンガウル州の州憲法ではパラオ語、英語、日本語が公用語として定められているそうです。
といっても、アンガウル州の人口は300人くらい。また、日常で日本語を話す人はいないそうです。あくまでも州憲法に記載されているだけみたい。
ただ、この事でパラオ大使館に質問されている方がおられましたが「高年齢のパラオ人には日本語を流暢に話す人が多いが」という返答を受けたとのことです。
massangeana のいろいろ :: パラオ大使館から返事が来た
http://www.massangeana.com/mas/cgi-bin/iroiro.cgi/world/belau2.htm
パラオで話される日本語
パラオは日本、スペイン、ドイツ、アメリカによって統治されたため各国の言葉が由来になっている単語も多いみたいです。
なんとパラオ語の単語の約25%が日本語が由来とのこと。
今でも下記のような言葉が、日本語が由来となって使われているそうです。
ツカレナオース = ビールを飲むこと(疲れ治す)
サッポロイチバン = インスタントラーメン全般
アタマグルグル = 混乱している
Katsudo = 映画(活動写真)
Komeng = ごめん
Sarumata = アンダーウェア(猿股)
Tsitsibando = ブラジャー(チチバンド)
パラオ人は、お互いがパラオ人同士だとパラオ語で。
外国人に対しては英語を使うそうです。
パラオで日本語が使われている訳ではありませんでしたが、調べていて面白かったです。
では、マックルクック(また明日)←これも日本語が由来らしい。
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