学びたい言語のネイティブ同士での相互添削サービス
Lang-8は学びたい言語で日記を書くサービスです。
英語を学びたい人は英語で日記を書きます。
そうすると、その書いた英語の日記は英語圏の人に添削をしてもらうことが出来ます。
Lang-8には日本語を学びたい海外の人も、日本語で日記を書いています。
そこで、僕ら日本人はその日本語で書かれた日記を添削してあげるのです。
つまり、ネイティブ同士で学びたい言語を相互に添削しあうです。
例えば「日本人で英語が学びたい人」
と
「イギリス人で日本語を学びたい人」
が、お互いの日記を添削しあうことが出来るのです。
お互い学びたい言語を教え合うのです。
ちなみに、昨日の僕のLang-8の画面。こんな感じで添削し合います。
僕はスマホで電車中など移動中にやってます。
PCよりスマホの方が辞書アプリが使えるので便利なのです。
ほとんどソーシャルゲーム感覚でLang-8をやっています。
Lang-8での異文化コミュニケーションの楽しさ
実はLang-8は約6年前からあるウェブサービスです。
サービスコンセプトが特徴的なのでニュース記事や雑誌でも定期的に話題にあがるのを見かけます。
僕もLang-8が非常に気にっており、特にここ最近5ヶ月位よく使っています。
添削だけでなく、異文化コミュニケーションが出来るのが非常に楽しいです。
注意点としては、Lang-8は教師ではなく素人のネイティヴに添削を貰うだけなので、基礎や文法を学ぶには自分で勉強する必要があります。
しかし、英語にふれあう時間が増えるという点においては非常に優れていると思います。
ちなみに、Lang-8を実際に使っていると日本語を学びたい中国人のユーザーが多いことに気がつきます。
実は中国語を学びたい方に超オススメな気がします。
Lang-8をやっていて気づいた大事なこと
ところで、Lang-8が紹介される時、「学びたい言語のネイティヴ同士で、お互いに添削しあうサービス」と紹介されます。
提供しているサービスはその通りなのですが、もっと別の素晴らしさもLang-8は持っていると思ってます。
それは「実は日本人は英語が使えていることを自覚できる」ということです。
僕の英語力はTOEICなどを受けたことはありませんが、いわゆる日本人の普通の人レベルです。
時々、英語を勉強しようと思い立ち、その1週間後くらいに英語テンションが下がっている。
というのを繰り返すような一般的な日本人です。
Lang-8でのある気づき
さて、Lang-8を始めると普段使わない英語で日記を書くことになります。
いざ日記を書いてみると、普段慣れていない英語を使うので出来上がった日記はひどいものです。
そこで、ネイティブから添削が入ります。
・過去系と現在形が下手に混ざって時制が合っていない…。
・動詞の活用がめちゃくちゃ…。
・冠詞(aやthe)がない…。
と総ツッコミです。添削される内容も「あー、そうだった!」と、指摘されると分かるものばかり。
さて、ここで1つの気づきがあります。
何故こんな酷い英語で書かれた日記をネイティブは添削できるのでしょうか?
もし酷い英語ならば誰も読めない訳なので、そもそも添削も出来ないはずなのです。
試しに、書いた日記を見直しもせず、超ひどい英語日記をアップしてみました。
それでも、ネイティブは普通に添削してきました。
ひどい英語でも内容は伝わっているのです。
これって相互にコミュニケーション出来ている訳なので、極論でいえば英語が使えているってことじゃないですか。
他言語を覚えることは本当は超難しい
これらの国は英語圏ではないので、旅行前に少しくらいポルトガル語を覚えてみようと簡単な勉強をしました。
しかし、1から10まで数字を覚えるだけでも本当に一苦労!(しかも、もう忘れました)
それに比べると1〜10まで数字の英語は頭に入っています。
数字どそれどころか、現在系、過去系、未来系、疑問系、関係代名詞、付加疑問文まで分かります。
SVO など基本文法も分かります。
よくよく考えたら、これって凄いことですよね。義務教育バンザイです。
「そんな事は当たり前」と言われそうですが、日本人って「正しい英語を使わなければ恥ずかしい」って思っている人が多いと思うのです。
雑誌で英語特集の時は売り上げが良いという話があります。
僕もそうなのですが、多くの日本人って英語コンプレックスがあると思います。
そのせいで、日本人の英語コンプレックスを刺激する「ネイティブに笑われない英語」という類の本が初心者に売れてしまうのです。
しかし、正しい英語を使えるにこした事はないのですが、ハードルを上げすぎても何も始まらないわけです。
Lang-8を始めてから変わったこと
先日、イギリスの小さい会社から数千円の小さいプログラムを購入しました。
しかし、購入したプログラムを試してみたら、バグがちらほらとありました。
よく見ると自分でも直せるレベルだったので、しょうがないので修正して使おうかなと考えました。
本来ならメールで訊ねるべきなのですが、英語できないし諦めようかなーって思ったのです。
そう。Lang-8を始める前の自分ならそうでした。
Lang-8を始めたおかげで「自分がどんな英語を書こうが通じる」ことを知っている僕は違うのです。
僕の英語は正しくないが通じるという、根拠のない自信で英語でメールを出しました。
後日、サポートデスクからも「HAHAHA ごめんね。」と、軽いノリで返信があり無事に正式なプログラムを手に入れることが出来ました。
すごいぞLang-8。やっぱり日本人は英語が出来るのです。
自分の英語スタイル
以上、全体的にポジティブに書きましたがLang-8はテキストだけの世界なので「話す」「聞く」にはそこまで役に立ちません。
でも、僕のライフスタイルだと文章を書く、読むくらいでも十分なんです。
僕の場合だと、英語が必要になるのは、海外の技術系の情報を読む。Youtubeで海外動画のコメント欄に書き込む。趣味で4chを見るくらいです。
仕事上でもメールに使うかどうかなので、テキストベースで英語が出来れば十分なのです。
という訳で、こんな僕にはLang-8はピッタリです。
…話にまとまりがなくなってしまいました。
えーと、もちろんLang-8以外にも勉強は必要ですが、それ以前にLang-8超楽しいですよ。
Lang-8は社長さんが一人で運営しているそうです。
ユーザーが50万人だそうです。頑張って欲しいです。
50万ユーザーを抱えるある学生起業家の苦悩と挑戦 – Sd Japan
http://jp.startup-dating.com/2013/01/lang-8-the-story-of-entrepreneur-who-has-half-million-users
と、今回のブログを書いていたら個人的に超速報が!
強力なメンバーが参加です。おぉー頑張れー!
相互添削型SNSのLang-8 にJoinします!!
http://blog.livedoor.jp/sasata299/archives/51875188.html
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